自然と笑顔 赤ちゃんふれあい体験
6月21日(金) 2・3時間目
青少年子育てふれあい体験事業(赤ちゃんふれあい体験)が行われました。
まず、2時間目には上尾中央病院の助産師である青木先生に講演をしていただきました。
そのお話の中でこう話されていました。
「赤ちゃんはかわいい。かわいいということは、みんなから愛されるということ。
みんなもお母さんのお腹の中で、大切に育てられ、愛されてきた。
一人で大きくなったわけじゃない。育てられ、支えられ、愛されて大きくなってきた。」
なんだか親に反抗したくなる時期、小学生のころと違って親とあまり話をしなくなる頃。
どのようにみんなの心に響いたでしょうか。
また、生徒たちの心臓の音も超音波の機械を使って、聞かせてもらいました。
「みんなの心臓は、お母さんのお腹の中にいるときからずっと休まずに動いている、一人一人心臓の音は違う、」
と話されていました。回数で数えればすごい数になり、よく頑張っているな、と思いました。
3時間目はいよいよ各クラスで赤ちゃんとのふれあい体験です。
各クラスが男女混合の4グループに分かれ、
それぞれのグループに赤ちゃんとお母さんが2,3組ずつ入って一緒に遊ぶ、という内容です。
赤ちゃんの年齢も、7か月、8か月の子もいれば、1歳、2歳の子もいてさまざまでした。
生徒達も最初は緊張していたものの、お母さんやサポートスタッフの方々のおかげで、
おもちゃや絵本などを使って、赤ちゃんと楽しくふれあうことができました。
オムツ替えをしたり、おやつをあげてみたり、お母さんから出産までの貴重な話を聞いたりと
時間がいくらあっても足りないくらい充実していました。
「赤ちゃんだけでなくみんなに優しくなりたい」と感想を話す生徒がいたり、
「自然と笑顔になれた。赤ちゃんの力はすごい」と話す生徒もいました。
お母さん方からは「中学生とふれあうことは日常の中でないので、いい機会でした」と話される方、
また、「生むのも育てるのも大変。今後、電車やバスなどで子供を連れた人がいたら、
席を譲るなど、優しくしてもらいたい」と話される方もいらっしゃいました。
生徒たちも赤ちゃんも笑顔で過ごすことができ、
協力してくださったお母さんと赤ちゃんに感謝の思いでいっぱいです。
ありがとうございました。